義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
わたしのために、ののしられたり、迫害されたり、また、ありもしないことで悪口雑言を言われたりするとき、あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。(新改訳聖書:マタイの福音書5:10-12)
(説教抜粋)
「義のために迫害されている者は幸いです」とイエス様は仰っておられます。
この御言葉が、八つの祝福の宣言の最後を締めくくりました。そしてここからあの高尚で、高い倫理基準を誇る一連の「山上の説教」が綴られていくのです。
「義のため」と言う言葉は、「天の御国」とか「神の国」と言った言葉に置き換えてみることもできるでしょう。イエス様はこの地上に天の御国を成し遂げる夢をもって、天から来られた神の御子です(参:マタイの福音書4章17節)。
そして多くの人々がイエス様によって教えを受け、癒され、そして神の国の到来に心を躍らせたのです。
しかしイエス様のご生涯には、常に迫害がありました。その言いようもない苦難は、言葉では言いあらせれないものだったでしょう。公生涯の、あの最後の三日間にあった受難は、主イエスの全生涯を圧縮したような時間でした。イエス様は全生涯を貫いて、あの苦しき十字架を背負って行かれたとも言えます。
しかしイエス様が背負われた苦しみは、私たち罪人に向けられた愛であり、父なる神への全き従順でした。ヨハネ使徒はここに愛があるのだと証言します。この愛を通して、私たちは神様と出会うことになるのです。あの苦しみの十字架を通して、私たちは神様を知るようになるのです。
今週からは四旬節の始まりますが、われらのために背負われたイエス様の苦しみに想い、私たちに向けられた神様の愛がどれほど大きなものであったのかを、知る期間となりますように願います。
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