2025年08月18日
ハレルヤ!皆様、いかがお過ごしでしょうか。
8月17日の主日礼拝では、「神とともに歩んだ人」と題した説教が語られました。創世記6章9節には次のように記されています。
創世記6章9節
これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
創世記6章には、よく知られたノアの箱舟の物語、そして「大洪水の裁き」が記されています。神が裁きを決断されるほど、地上の人々の悪は増し、その心の思いは常に悪に傾いていました。その中でただ一人、ノアだけが神の希望でした。
では、ノアの「正しさ」とは何だったのでしょうか。
それは、創造主なる神を恐れ敬い、神が正しいとされることを最後まで信じ抜いたことです。神の正しさを信頼し、従い続けたその歩みこそ、ノアの正しさでした。
神はノアに箱舟を建てるよう命じられました。それは大洪水から彼と家族を救うための備えでもありました。ノアは神の言葉を受け入れ、信じ、長い年月の労苦を経て箱舟を完成させます。聖書はこう記しています。
創世記6章22節
ノアは、すべて神が命じられたとおりにし、そのように行なった。
これこそがノアの正しさです。
誰もが神を捨て忘れて生きていた時代に、ただ一人神を信じ、その言葉に従い続けることは決して容易ではありませんでした。神を信じる義を貫いたノアには、周囲からの迫害もあったに違いありません。主イエスもマタイの福音書で次のように教えられました。
マタイの福音書5章10節
義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。
神を信じること、そして神の御子イエス・キリストを信じることは、世に受け入れられることではありません。そのため、義の道を歩む人々には苦難が伴うとイエスは弟子たちに語られました。けれども主は「狭い門から入っていきなさい」と励ましを与えてくださっています。
ノアの人生は、まさに神とともに歩んだ人生でした。その歩みは、現代を生きる私たちにも大切な教訓を示しています。神とともに生きる者には、必ずその幸いが実を結ぶのです。